8月20日に英・Londonで行われた14th International Workshop on Mining and Learning with Graphs(MLG2018)で研究発表を行いました!研究室の白川さんと研究室の卒業生で日立の横山さんの研究成果です。Graphに関するマイニングと機械学習のワークショップとあって、ポスター発表もたくさんの人に聞いていただけました。ありがとうございました。
- Jointly learning relevant subgraph patterns and nonlinear models of their indicators
Ryo Shirakawa, Yusei Yokoyama, Fumiya Okazaki and Ichigaku Takigawa
このワークショップは8月19日から23日まで開催されたKDD2018という国際会議のワークショップで二日目でした。チュートリアルや本会議も含めてKDD2018にも参加し色々な新しい研究発表も知ることができました。招待講演は後でビデオ公開されると思いますが軒並みとても面白かったです。チュートリアルは瀧川はLarge-Scale Graph Algorithmics: Theory and PracticeやGraph Sketching, Sampling, Streaming, and Space-Efficient OptimizationやEnd-to-end Goal-oriented Question Answering Systemsなどを、白川や横山はRedescription Mining: Theory, Algorithms, and ApplicationsやGraph Exploration: Let me Show what is Relevant in your Graphなどを聴講しました。メインカンファレンスはパラレルでたくさんのセッションやイベントが行われており各自思い思いの興味で聴講しました。瀧川はMicrosoftやgithubが開催していたハンズオンチュートリアルに出てどんな形式や資料で実施するのか体験してみたり、KDDCupのセッションでKaggleマスターの話を聞いたりもしてみました。(なおMicrosoftの方はAzureのサーバー上でRstudioやJupyterHubを実行、githubのほうはGoogle ColaboratoryでJupyter資料で実施していました) 企業ブースや講演者の数からも最近の中国勢(Chinese-American含む)の勢いをひしひしと感じました。
ロンドンはちょうど札幌と同じくらいの過ごしやすい気温で、会期中は天候もずっと良く、夜も日が沈むのが遅かったため少しだけロンドン市内を見たりもできました。会場はExCel Londonという幕張メッセのような大型の展示場で対岸にはロンドンオリンピックの会場としても使われたThe O2があり、付近までEmirates Air Lineというケーブルカーが運行しており一回乗って見たりもしました。
なぜかいたるところ工事が多かったのもとても印象的でした。