瀧川准教授が、大学の研究と市民の皆様との距離を近くし、市民の皆様からの応援を募る北大の新しい試みに参画しています。
少子高齢化による社会保障費の増大など国の厳しい財政難が進み、国立大の運営費も年々減額となり、国の将来を担う基礎研究や人材育成の基盤が揺らいでいます。国立大学も、今までのように当たり前のように国の支援を待ち、減額に一方的に文句や批判を言うばかりではなく、自由な研究活動の場をどうすれば守っていけるのか研究者自身も考えていく必要があると考えます。
楽団や芸術がその活動を愛好し応援する市民によって支えられるように、科学技術を切り開く活動も、好奇心や希望を通して将来は市民によって応援いただき支えられるよう変えていかなくてはならないのではと我々は考えています。課題型の競争的資金や企業との共同研究によって支えられる実践的段階の短期的研究活動と並行して、本質的には「やってみなければ分からない」はずの科学技術研究の本来の姿である萌芽的な基礎研究や次世代の人材教育を多くの皆様と分かち合い、その活動基盤を支持・応援いただけるように一生懸命がんばっています。
– 2017年6月17日(土) NHK おはよう日本
– 2017年6月12日(月) NHK ほっとニュース北海道 研究を守れ 北大新プロジェクト
– 2017年4月14日(金) 朝日新聞 「研究費、市民から広く募る」「支援者増やし交流深めたい」
– 2017年5月11日(木) 北海道新聞夕刊 「研究費 市民の支えを」「ファンつくりたい」
– 2017年6月3日(土) NHKニュース おはよう北海道 市民が救う 北大の最新研究
寄附で応援!北大の研究・瀧川一学准教授 https://youtu.be/bn00F6SoE1Q