ニュースレター – 多面的アプローチの統合による 計算限界の解明 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc 文部科学省 科学研究費補助金 新学術領域研究 Mon, 23 Oct 2017 04:24:21 +0900 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.8.15 ELCNOW Vol. 4 ビッグデータの未来に挑む http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/elcnow-vol-4/ Mon, 06 Feb 2017 01:12:38 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=2755 »続きを読む]]> 概要:従来のコンピュータシステムでは解析することが困難であった巨大で複雑なデータの集積物「ビッグデータ」を活用していくことで、情報化社会が新しい段階へ進もうとしている。しかし、ビッグデータに内在する有用な情報を自由自在に活用するための技術開発はいまだ発展途上にあり、その開拓こそ世界が注目する最先端の研究トピックスと言える。ELCプロジェクトの一翼を担っている東北大学・徳山豪教授のチームでは、計算限界に関わる理論研究に支えられた革新的な手法により、ビッグデータの特性を効果的に引き出す実践的な仕組みを創り出している。そこで、チームリーダーの徳山さんに、その研究内容と今後の展望を語ってもらった。

ELCNOW Vol. 4 全文](PDF)

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編集委員長 内澤 啓(山形大学) uchizawa@yz.yamagata-u.ac.jp
副編集委員長 堀山 貴史(埼玉大学) horiyama@al.ics.saitama-u.ac.jp

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ELCNOW Vol. 3 人工知能に理論保証を http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/elcnow-vol-3/ Mon, 26 Sep 2016 03:39:26 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=2687 »続きを読む]]> 概要:先ごろ、囲碁のプロ棋士に4勝1敗でコンピュータが勝ったと話題になった。しかし、コンピュータはなぜ1敗したのだろうか?将来、コンピュータによって実用化が期待される自動運転や医療診断に対して、私たちが命を預けられるほどの信頼感を抱くためには、そうしたミスが発生する原因や頻度をきちんと評価する基準が必要だろう。ELCプロジェクトのメンバーである九州大学教授・瀧本英二さんは、コンピュータが実現する知的情報システムの可能性と限界を研究し、そこに、理論保証を与えることで、安心して機械に身を委ねられる未来を創ろうとしている。瀧本さんに、その研究内容と、人工知能の将来性について語ってもらった。

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ELCNOW Vol. 2 「ない」を証明する http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/elcnow-vol-2/ Wed, 06 Apr 2016 07:06:58 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=2576 »続きを読む]]> 概要:「「この世にタヌキがいることを証明せよ」と言われたら簡単だ。どこかでタヌキを1匹見つければよい。では、「カッパがいないことを証明せよ」と言われたらどうするか?一般にカッパはいないものと信じられているが、そのためには世界中のあらゆる場所を探して、どこにもいないことを明らかにしなくてはならないだろう。しかし、それはほとんど不可能だ。では,誰もが驚くような斬新な方法で、カッパがいないことを証明できないだろうか?ベンジャミン・ロスマンさんは、ELCプロジェクトの一員として、「P≠NP問題」解明の糸口となる「ない」ことの証明に挑み、世界中の研究者が40年間成し得なかった問題の一端をひも解くことに成功した。そこで、ロスマンさんの研究内容と、その研究への想いに迫ってみた。

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ELCNOW Vol. 1 計算世界観 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/elcnow-vol-1/ Sat, 31 Oct 2015 15:00:32 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=2554 »続きを読む]]> 概要:「計算」というと、足し算や引き算、九九などを思い浮かべる人は多いだろう。でも、普段使っているパソコンやスマホも、実はコンピュータと言われる高性能な“計算機”の一種。私たちは毎日計算と切っても切れない生活を送っており、世の中で起きているすべてのことは、計算で表すことができるのだ。これが「計算世界観」という考え方。計算の最先端の研究が、私たちの毎日とどう関わり、これからの社会をどう変えていくのか。ELCプロジェクトのリーダーである東京工業大学・渡辺治教授に伺った。

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ニュースレター 第8号 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%98%e5%8f%b7/ Wed, 30 Jul 2014 08:45:19 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=1621 »続きを読む]]> 目次
  1. 「困難なる旅路 ~FUN2014に参加して~」  山中 克久(岩手大学)
  2. 「University of Waterlooに行ってきました」  伊藤 健洋(東北大学)
  3. 今後の予定


ニュースレター第8号 全文](PDF)

記事の抜粋

1.「困難なる旅路 ~FUN2014に参加して~」 山中 克久(岩手大学)

「FUN with Algorithms 2014」という国際会議に参加してきました.この会議は通称FUNと呼ばれ,パズルやゲームに代表される”FUN”なアルゴリズムや計算量の話題が多く発表される会議です.近年の会議開催のペースは2年に1回,開催場所は毎回イタリアです.今回も...

2.「University of Waterlooに行ってきました」 伊藤 健洋(東北大学)

7月21日-25日まで,小野廣隆先生(九州大学・A03班),鈴木顕先生(東北大学)と共に,カナダ・University of WaterlooのNaomi Nishimura 先生を訪問させて頂きました.1週間だけではありましたが,久々にどっぷりと研究することができ...

3.今後の予定


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ニュースレター 第7号 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/newsletter7th/ Wed, 30 Apr 2014 04:47:28 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=1582 »続きを読む]]> 目次
  1. 「マトロイド列挙と計算限界」  森山 園子 (日本大学)
  2. 今後の予定


ニュースレター第7号 全文](PDF)

記事の抜粋

1.「マトロイド列挙と計算限界」  森山 園子 (日本大学)

マトロイド(matroid)とは,名前の成 り立ちのとおり「行列(matrix)もどき(roid)」であり,ベクトル集合の線形独立性の抽象化として1935年に...

2.今後の予定

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ニュースレター 第6号 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/newsletter6th/ Fri, 31 Jan 2014 13:13:01 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=1479 »続きを読む]]> 目次
  1. 「日本人参加者たった一人の国際会議」 宇野 裕之(大阪府立大学)
  2. 「センター試験日に思う」 泉 泰介(名古屋工業大学)
  3. 「ポートランドに行ってきました:SODA2014会議報告」塩浦 昭義(東北大学)
  4. 今後の予定


ニュースレター第6号 全文](PDF)

記事の抜粋

1.「日本人参加者たった一人の国際会議」 宇野 裕之(大阪府立大学)

昨年(2013年) 9月に, フランス国ボルドー近郊にて開催された第21回 International Symposium on Graph Drawing(略称GD)というグラフ描画をメインテーマとする国際会議に参加しました. そこでの出来事や感じたことなどを...

2.「センター試験日に思う」 泉 泰介 (名古屋工業大学)

内澤先生からこのニュースレターへの執筆を最初に打診されたのは昨年(2013年)の6月,ELCの領域会議のときでした.その後10月に正式に依頼を頂き,締め切りは一応年内,1月中旬ぐらいまでなら...

3.「ポートランドに行ってきました:SODA2014会議報告」塩浦 昭義 (東北大学)

SODAとはACM-SIAM Symposium on Discrete Algorithms の略称です.基本的に北アメリカで開催されますが,記念すべき25回目は初めてポートランドでの開催となりました.ポートランドは...

4.今後の予定

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ニュースレター 第5号 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%95%e5%8f%b7/ Wed, 30 Oct 2013 04:48:47 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=1241 »続きを読む]]> 目次
  1. 「SAT,QBFとの出会い」 Skip Jordan(北海道大学)
  2. 「暗号理論と計算限界から見えるアリスとボブの関係」 安永憲司(金沢大学)
  3. 今後の予定


ニュースレター第5号 全文](PDF)

記事の抜粋

1.「SAT,QBFとの出会い」  Skip Jordan(北海道大学)

私が好きなオープン問題の一つに,1970年代から研究されている同型仮説というものがある.知っている方は多いかもしれないが,この仮説は全てのNP完全問題が...

2.「暗号理論と計算限界から見えるアリスとボブの関係」 安永憲司(金沢大学)

暗号理論というのは,情報セキュリティ技術のための基盤理論という立場であり,計算の複雑さ理論とは一見関係があるように見えません.研究としての...

3.今後の予定

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ニュースレター 第4号 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/newsletter4th/ Mon, 19 Aug 2013 07:16:41 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=1212 »続きを読む]]> 目次
  1. 「研究テーマとしての P vs. NP」 茨木 俊秀(京都情報大学院大学)
  2. 「ハンガリーに行ってきました」 神山 直之(九州大学)
  3. 「SoCG2013 会議報告」 徳山 豪(東北大学)
  4. 今後の予定


ニュースレター第4号 全文](PDF)

記事の抜粋

1.「研究テーマとしての P vs. NP」 茨木 俊秀(京都情報大学院大学)

このプロジェクトの話を最初に聞いたとき,私の第一印象は「やりましたね,渡辺先生」だった.この分野のすべての研究者はP vs. NP問題の影を背後に感じながら仕事をしているものの...

2.「ハンガリーに行ってきました」 神山 直之(九州大学)

6月4日から6月7日までハンガリーに行ってきました.もちろん観光のためではなく,「8th Japanese-Hungarian Symposium on Discrete Mathematics and Its Applications」へ参加するためです.ELCの皆さんは...

3.「SoCG2013 会議報告」 徳山 豪(東北大学)

SoCG2013 は6月1 7 − 2 0 日にブラジル, Rio de Janeiroのリオデジャネイロ大で開催された.4日間のコンファレンスで...

※本文は会議報告の抜粋となります.全文は,以下のPDFファイルを御覧ください.
SoCG会議報告全文](PDF).

4.今後の予定

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ニュースレター 第3号 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/blog/newsletter3rd/ Wed, 24 Jul 2013 06:14:49 +0000 http://www.al.ics.saitama-u.ac.jp/elc/?p=186 »続きを読む]]> 目次
  1. 「常識は変わる」 伊藤 大雄(電気通信大学)
  2. 「公募研究のご紹介」
  3. 今後の予定


ニュースレター第3号 全文](PDF)

記事の抜粋

1.「常識は変わる」 伊藤 大雄(電気通信大学)

iTunesで古い歌謡曲も手に入るので,由紀さおりの『手紙』を購入した.通しでちゃんと聴くのは初めてかも知れない.この曲は同棲あるいは婚姻を解消する女性が男性との思い出を片付けていく話で...

2.「公募研究のご紹介」

先日採択が発表されました9件の公募研究について,研究課題名及び研究の概要を 速報します.

  1. 「形式論理のプロパティー検査と発見による計算限界の解析」
    Skip Jordan (北海道大学)
  2. 「離散最適化に対する固定パラメータアルゴリズム設計によるパラメータ化計算複雑さ解明」
    宇野 裕之(大阪府立大学)
  3. 「計算構造制限下での暗号技術の限界解明」
    安永 憲司(金沢大学)
  4. 「分散計算複雑性の理論:最悪時評価を超えて」
    泉 泰介(名古屋工業大学)
  5. 「離散凸解析に基づく劣モジュラ最適化問題の計算限界の解明」
    塩浦 昭義(東北大学)
  6. 「線形相補性問題の計算限界への挑戦」
    森山 園子(東北大学)
  7. 「列挙的なアプローチによる計算限界解明」
    山中 克久(岩手大学)
  8. 「解空間の直径に基づく計算限界解析アプローチの構築」
    伊藤 健洋(東北大学)
  9. 「統計力学的アプローチによる機械学習の計算限界解明アルゴリズム開発」
    永田 賢二(東京大学)

3.今後の予定

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