8月1日に平成遠友夜学校にて瀧川准教授が講演を行いました。
- データ社会を生きる技術 〜人工知能のHopeとHype〜 (瀧川 一学)
遠友夜学校とは新渡戸稲造が1894年に私財を投じて設立した、貧しい子供や勤労青年のための無料で学べる夜間学校のことです。遠友夜学校では「リンカーンに学べ」を校是に札幌農学校(現・北海道大学)の学生が無報酬で講師をつとめ、1944年まで数千人が学びました。遠友夜学校の教室にはアブラハム・リンカーンが言った「With malice toward none, with charity for all, with firmness in the right as God gives us to see the right, let us strive on to finish the work we are in, to bind up the nation’s wounds.」の冒頭部分が掲げられておりました。2005年よりその精神を受け継ぎ、学生有志を中心として平成遠友夜学校が開校になりました。この平成遠友夜学校では大学・学部・学科によらず様々な学生・教授の方に講師をお願いして講演会を行っています。また、別日には大学生の手によって高校生の勉強を見る学習支援を行っています。興味のある方も無い方も、北海道大学の内と外をつなぐ貴重な機会ですので是非おこしください。